究極の頭脳スポーツ「ケイリン」を東スポの〝伝道師〟がアナタに伝えます。
プロフィール
前田睦生
突撃隊長・前田睦生(まえだむつお)競輪命。九州男児。ヘアスタイルは丸刈り、衣装は吊るしのスーツで全国各地の競輪場の検車場を闊歩している。日頃の不摂生を休日の多摩川土手ランニングでなんとかしようとしている姿の目撃情報多数。 補佐・秋田麻子(あきたあさこ)趣味は競輪とプロレス観戦。なぜかアイアンマンヘビーメタル級王座1054代王者でもある。
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ラッキーヒエトル
2017年05月17日

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 車券が当たらないのはごく普通のことだが、写真判定で負けたり、審議で失格になったり、買っていた選手が落車したりするほどになると“冷えとる”という。正直、これはきつい…。

 

 函館競輪開設67周年記念(GⅢ・五稜郭杯争奪戦)が18~21日の日程で開催される。17日の前検日、記者席に到着するなり地元の元選手の大ベテラン記者から、しばれる、という言葉の使いようをうかがった。ただ寒いだけではなく、生命の危険を感じる状態だと教わった。

 

“冷えとる”状態に陥ると生きる意味を見失うので、これもやはり怖い。ベレンコ中尉亡命事件についても伺いながら、心の中で「函館、アツいな…」と感じていた。私も度々“冷えとる”状態になったことがあるので、冷えず、無事に切り抜けたいと思っていた。

 

 

 検車場に降りると、すでに熱いバトルが始まっていた。一予6Rで激突する阿部大樹(28、右)と蒔田英彦(34)だ。2人は「生涯のライバル」なのだそうだ。水谷将司(29)との3分戦だが、ひたすら激しくやり合いそう。「普段は仲いいんですけど、自転車にまたがるとダメなんです」。阿部は200勝にリーチという状態だが、やるしかない模様だ。

 

 燃えてきた…。菊地圭尚(37)の悲願達成なるか――。ああ、函館記念の取材に来ているのだ。今回のキーワードは「函館はアツい」だと思った。

 

 函館にはハンバーガーチェーン「ラッキーピエロ」という名店がある。チャイニーズチキンバーガーを食べないと函館シリーズは始まらないと言われている。誰しもが「ラッキー」にあやかりたいのだ。

 

 そんな函館で17日昼、突如オープンした「ラッキーヒエトル」……。函館前検日の17日は大宮FⅠの初日でもある。とあるレースで頭鉄板と思われる選手がいた。そこである“冷えとる”先輩記者が、「どう走っても負けんやろう」と勝負した。気持ちよく飛んだ。勝ち上がりすら逃した。頭鉄板だったはずなのに…。

 

 

 徳島の名レーサー・佐野勝(54、52期)が6月いっぱいでバンクを去るということで、同期の近藤幸徳(54)とともに先に行われた地元小松島のラストレースで号泣したらしい「ラッキーヒエトル」先輩……。美しい写真を提供していただいたが、心と財布は凍りついていた。

 

 

 村上義弘(42)は練習中の落車で左鎖骨、ろっ骨骨折などの重傷を負った。今回が久しぶりの実戦になる。「プレートを入れて、痛みをこらえながら早くから自転車には乗っていた」とのことだ。さすがに厳しい状況だとは思うが、特選11Rは脇本雄太(28)と変わらぬ熱い連係でファンにアピールしてほしい。

 

 

 16日の宇都宮記念は熱い小倉ワンツー決着だった。北津留翼(32)と園田匠(35)だ。記者連も一生懸命に熱い写真を撮影しようと必死だった。3年ほど前に記者としてデビューした時、選手にどう取材していいか分からないため、北津留にどんな取材をすればよいか手ほどきを受けた記者(中央左)は泣いていた。目の前で北津留の記念優勝を見ることができて、本当に感動していた。

 

 いつか「ラッキーヒエトル」先輩が愛する阿竹智史(35)がGⅠ優勝を果たした時、「ラッキーヒエトル」先輩は号泣し、検車場に突っ伏して泣いていると思う。もちろんその時、阿竹の車券は買っていないだろう……。



ネタになる!!
えー!?異議あり!!




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