プロフィール
オフィス北野・プチ鹿島(ぷちかしま)
1970年5月23日生まれ。血液型O。時事ネタを得意とする。東スポ歴は中学から30年。TBSラジオ「東京ポッド許可局」、同局「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月・水)、YBSラジオ「プチ鹿島の火曜キックス」、NHKラジオ第1「午後のまりやーじゅ」に出演中。著書には「教養としてのプロレス」(双葉新書)。




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「あなそれ」は道徳を求める方にオススメのドラマ
2017年05月18日

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先月、このコラムで俳優の東出昌大のことを書いた。

 
4月からスタートしたドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系)での役柄に注目だ、と。今までとちょっとちがうと。

 
東出昌大は妻に浮気される役なのである。『徐々に精神が崩壊し、激しい愛が狂気へと変貌する。』と番組HPでは予告されていた。

 
妻の「美都」を演じるのは波留で、美都の浮気っぷりが凄い。

 
10代の頃からずっと思い続けていた同級生がいるのですが、2番目に好きな男(東出)と結婚する。そんなときに同級生と再会してしまい、まっすぐに不倫に走る。突き進む。後ろめたさがない分、なんか新鮮でもあり、「え、また会いにいくの?」という驚きの連続でもある。

 
すると、こんな記事を目にした。「波瑠、不倫妻役に批判の声も…ブログで反論」(シネマトゥデイ・5月8日)

 
《ネット上では「波瑠のこと嫌いになりそうになる」「全く共感できない」「波瑠はなんでこんな役引き受けたんだろう?」といった声も上がっている。》

 

こういう空気を本人も感じるのか、波留が3日更新のブログで役柄について触れたのだ。

 
「私は美都には共感できないけど、毎日やらなきゃ仕方ない。面白いと言ってくださる方も、不倫劇を見ていて気分が悪くなる方もいらっしゃると思いますが、私達はただこのドラマを観てくださったことに感謝するだけです」


「しょうもないとか馬鹿とか最低とか言われても、観て感想を抱いてもらうっていうことで私は報われるような気持ちです」


はー、大変だ。演じる役柄に対して見解を述べなければいけないなんて、俳優も大変だ。

 
私はこのドラマを見ていて「不倫はアウトのご時世だから、せめてフィクションの世界だけはアホみたいに描いてるのかな」と思っていた。でもドラマにも道徳を求められる時代になったようだ。演じる人がお叱りを受ける事態になったようだ。

 

でもそうなると、このドラマは道徳的ではないか?と薄々感じていたことも書いておきたい。というのも初回からよく出てくるセリフに「お天道様はみている」がある。

 

どんなに周囲をうまく誤魔化せたと思ってもお天道様だけは誤魔化せないというのは、これ、最高の「道徳ドラマ」とも言えまいか。今週の放送回でもキーワードのように出てきた。

 

きっとお天道様がみていると思うので、しばらくはドロドロの世界をもうちょっと見せてほしい。

 

道徳を求める方にはオススメのドラマかもしれません。



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